銀行の融資を上手に利用して、事業を拡大することは決して悪いことではありません。
怖いのは借入金ではなく、借り入れたお金が回らなくなることなのです。
つまり資金ショートしたり、資金繰りに行き詰ることがなければ、借入金は怖くありません。
自分の場合には自己所有の土地があったことから、そこに融資を受けて賃貸住宅を建設することを考えました。
自己資金でアパートやマンションを建設する人はほとんどいないのではないでしょうか。
よほどの金持ちでもない限りは銀行の融資を上手に利用して、賃貸住宅を建設したりします。
お金がない場合には宝くじにでもあたるしか他に方法はありません。
私も宝くじが好きでよく買いますが、当たっても千円か1万円程度です。
これではいつまでたっても、賃貸住宅は建てられないと感じました。
それゆえ、銀行の融資を上手に利用して賃貸住宅を建てることにしたのです。
ですが、いくら良い借入といえども、借りすぎは禁物であることは言うまでもありません。
借り入れたお金は、いずれ元金と利息分の合計で返済しなくてはなりません。
家賃収入のうちの4割を超える返済比率はリスクが高まるといわれています。
つまり、家賃収入が年間で1000万円だと仮定すると、1年間で400万円を超える返済は、資金繰りに行き詰る可能性を秘めているという事です。
ですから、その金額の範囲内で返済し続けることが出来るように、借りる時に考えました。