自己資本比率は約61パーセントで、借入比率は39パーセントなので安定経営ではあるのですが、石橋を叩いて渡るタイプの私だけに、それでも安心することはできませんでした。
なにしろ初めてのアパート経営であり、借り入れだったので気が気ではなかったのです。
ですが、順調に入居者が入り、家賃収入が入るようになると、その不安も消えてなくなりました。
人間は必ずなれるものだと確信した瞬間です。
このような感じで私は、銀行からの融資を上手に引き出し、賃貸経営を進めています。
不動産投資家の中には、たくさんの借入金でたくさんの不動産を所有している人もいます。
総資産が億単位の人もいますが、よくよく話を聞いてみると総資産が数億円でも、純資産が少ない人が多いと感じています。
賃貸用不動産は、借金を完全に返し終えてから自分のものになるわけで、借入金を返しているうちは、安心できないのが現状ではないでしょうか。
もしも銀行から借入を行って、事業を行ったり拡大したいのであれば、上手に利用することが大切です。
くれぐれも借りすぎには注意してもらいたいのです。
自分の首を絞めるほどの借り入れは、いずれ自分を苦しめることになると考えておきましょう。